当社は、アルミのプレス成形を主体に絞り加工、切削加工から表面処理のアルマイトまでを一貫製造している工場です。
今回導入したファイバーレーザーカッターでは、アルミとステンレスを主材にし、アルミは0.5ミリから3ミリ程度、ステンは2ミリ程度を切削しています。
自社ブランドはデザイン商品が中心で微細加工に関してレーザーカッター導入前は、切削の機械を使用していましたが、素材対応の幅が狭く、外注に依存しコスト面、納期面の両方で課題がありました。導入後は、製造に着手するまでのスピードも速くなり、生産性の向上に繋げる事が出来ています。
加工物にもよりますが、3倍から10倍の変化が見られています。大きく違うのは、切削ではCADCAMデータ作成に時間がかかっていましたが、レーザーカッターでは、DXFデータの読み込みから実際のカットに進めるまで5分程度で済むようになりました。